◆ 四万十市トンボ自然公園(トンボ王国)を訪問 (2014年7月27日) 四万十市トンボ自然公園(トンボ王国)は、1985年より四万十市田黒池田谷に広がる休耕田を「社団法人・トンボと自然 を考える会」が自治体や各種団体等の支援を受けながら整備をした世界初のトンボ保護区です。広さ約 6.8ヘクタールに スイレンなどの花が咲く大小多数のトンボ池があり、人の手によって管理された湿地環境でトンボは現在77種が確認され ているそうです。トンボ王国を散策しに行くと、今日も暑い中、職員の皆さんが池の手入れをされていました。お疲れ様です。
います。日本産種のトンボのほぼ全種の約200種の標本が展示され、世界のトンボ標本も約1000種3000点が展示され、 単一施設の常設展示として世界一の数だそうです。 さかな館では、大小100個の水槽で、四万十川の魚約130種を含む、国内外約300種の淡水・汽水魚が見られ、単一 施設として日本一の数だそうです。アマゾンのさかなピラクルに餌やり体験をすることができ、すごい音がする迫力のある 食べ方に驚きました。玄関前では、子供たちが楽しそうにザリガニ釣りをしていました。
常務理事 杉村氏とお会いし、お話を伺い、皆さんと記念撮影をさせて頂きました。この日も、トンボ好きの人の来訪があり 「林探訪」に行かれると言うのでご一緒させて頂きました。林の中の木の枝に止まって休んでいるトンボ探しです。湿度の 高い暑い日には、良く止まっているそうです。この日は、コシボソヤンマ、ミルンヤンマが枝に止まっていました。
うございました。四万十市トンボ自然公園の皆さん、日頃の環境保全作業お疲れ様です。ありがとうございました。 四万十市トンボ自然公園へ行かれたことのない方は、是非一度、行って見てください。公園内では、色々なトンボが見られ、 また、トンボなどの昆虫の標本もたくさん展示されて見事です。三好市池田からは、高速を利用して3時間ほどで行けます。 ◆ 龍泉寺の自然を守る会を訪問 (2014年6月29日) 岡山市北区下足守の「龍泉寺」の広大な所有地にある湿地を2014年6月29日に見学してきました。雑木や雑草が繁茂 した荒れた湿地を「龍泉寺の自然を守る会」が雑木を切り、草刈りをして湿地をよみがえらせたそうです。荒れた湿地で 長年にわたって細々と種を残してきた野草が「守る会」の保護活動によって多くの野草が見られるようになったそうです。
湿地は5か所に点在しており、1か所当たりの面積は10~15アール位の広さに、観察しやすいように手作りの木道橋が設置 されていました。樹木には、名前が分かるように手作りの名札が掛けられて勉強になりました。黒沢でも樹木に名札を掛ける と来訪者の勉強にもなるので早く掛けたいものです。湿地の乾燥化を防ぐ対策として湿地下部では土嚢を積み水位を上げて、 上部ではパイプで水を引き入れて乾燥化を防ぐ工夫がされていました。この施策でササの生育が抑えられたそうです。
水溜りを造ったり、湧き水が流れる溝に小さな水溜りを造った結果、頭数は毎年増え始め今年6月2日には31頭が確認 されたそうです。この様な地道な保護活動や環境保全の積み上げで野草や生き物たちが守られています。 黒沢湿原では、ヨシや草が繁茂した湿地は乾燥化して、サラサヤンマやエゾトンボなどの湿地のトンボや野草が数を減らし ています。黒沢湿原でも、ヨシや雑草を減らし、水溜りなどを造る対策が必要です。
することができました。また、貴重な植物や四国では生息地が少なくなった珍しいハッチョウトンボにも会えて感激しました。 ハッチョウトンボは、体長20mm程の世界で最も小さいトンボの一つで、丈の低い植物が繁茂し滲出水のあるような湿地や 湿原に生息しています。 今日は、暑い中、「龍泉寺の自然を守る会」の会長 田中様ありがとうございました。いろいろと見聞きし勉強になりました。 守る会の会員の皆様、日頃の保護活動ご苦労様です。ありがとうございました。
下に「龍泉寺の自然を守る会」の「龍泉寺の自然マップ」を載せました。 |