【 2013年度の活動報告 】 保護活動「今年度」に戻る 1、湿原巡視活動 巡視員が今年度の巡視活動の打合せをして湿原の巡視を行っています。巡視員が植物の生育状況 を調べ、持去り(盗掘)があれば注意指導します。来訪者には、黒沢や野草などの説明をしています。 巡視にもかかわらず野草の盗掘やメダカや昆虫の無断捕獲がありました。
湿原環境保全のための雑草の刈り取り作業で、野草が一緒に刈られないように目印の棒を立てました。 野草が花をつけ実を落とす前に刈り取られると野草は段々と少なくなっていきます。このために、野草が 実を落とす前に刈り取られないようにする対策です。雑草刈り取り作業で野草が一緒に刈られないように 目印の棒を立てることと、野草の盗掘からどの様に保護していくか関係者は今、頭を悩ませています。
植物の持去り(盗掘)を防ぐために盗掘防止看板を設置しました。看板設置後も野草の盗掘や ドジョウの無断捕獲がありました。また、看板を抜き飛ばされていることもありました。
野草の生育を阻む雑草の草刈りをしました。湿原と湿原周辺にはヨシ、ススキ、オオミズゴケなどが繁茂し、 大切な野草が生育できず数を減らしています。このために年数回の草刈りを行いました。
野草の生育を阻む外来植物のセイタカアワダチソウの抜き取り作業をしました。標高550mの黒沢にも 外来植物のセイタカアワダチソウが繁殖しています。これ以上繁殖しないように抜き取りました。刈り取り では根が残るため抜き取り作業を毎年しなければいけません。
自然観察会があるので道路面から池の土手に降りる斜面に、安全に降りられるように階段を造りました。
自然に親しみ保護・保全の大切さを体験して頂き、自然を楽しんでもらう自然観察会を行いました。 自然観察会は2013年8月4日に行われ、定員30名のところ74名もの多くの参加者がありました。 観察会は、サギソウを始め野草の花やトンボを見ることができた楽しい一日でした。 2013年7月14日には、2回目の植物観察会が行われました。
野草の花がシカに食われる食害を防ぐためにネットを張りました。ネットを張る前は、シカに野草の 新芽を食われる食害がありましたが、その後は大丈夫でした。
師走の寒い小雨の降る日に外来樹木を伐採しました。外来樹木が大きく茂り、日当たりや見通しが 悪いので伐採しました。
車道に枯れた松の木が雨に打たれて倒れ、道を塞いでいました。車が通行できないので撤去しました。
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